蕎麦子さんの栞

読書感想文と本にまつわるあれこれ。

闇の守り人/上橋菜穂子

*あらすじ*

 女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは―。バルサの帰郷は、山国の底に潜んでいた闇を目覚めさせる。壮大なスケールで語られる魂の物語。読む者の心を深く揺さぶるシリーズ第2弾。(「BOOK」データベースより)

*お気に入り度*

☆☆☆☆☆

*感想*

 守り人シリーズ第2弾、25年ぶりに故郷に戻ったバルサの物語。ますます面白い、そう感じたのは私が人生後半戦にいるからなのかもしれない。若い頃には無かった、後を継ぐ者への想いがだんだんと感じられるようになったから。ジグロの想い、バルサの気持ち、カッサの気持ち…、年をとって良かったなあと思うのは、いろいろな人の気持ちを感じ取ることが若い頃よりはできるようになって、本を読むのがますます楽しくなったことかな。

 

 

#上橋菜穂子

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