蕎麦子さんの栞

読書感想文と本にまつわるあれこれ。

蒼路の旅人 /上橋菜穂子

*あらすじ*


 生気溢れる若者に成長したチャグム皇太子は、祖父を助けるために、罠と知りつつ大海原に飛びだしていく。迫り来るタルシュ帝国の大波、海の王国サンガルの苦闘。遙か南の大陸へ、チャグムの旅が、いま始まる!―幼い日、バルサに救われた命を賭け、己の身ひとつで大国に対峙し、運命を切り拓こうとするチャグムが選んだ道とは?壮大な大河物語の結末へと動き始めるシリーズ第6作。(「BOOK」データベースより)

*お気に入り度*

☆☆☆☆☆

*感想*

 父親からの愛情は得られないけれど、周りの人々からは愛されるチャグム皇太子。父帝の采配に我慢ならずキレてしまうあたり、青いなあと思いつつも気持ちがスッとなった。けれど当然自ら窮地に追い込んでしまったわけで、非情なタルシュ帝国のラウル王子にどう立ち向かうのか心配だったが、ここでも周りの人たちに助けられ、最後はひとり決断する。

 新ヨゴ皇国を救えるのは君だけだ!がんばれ!と声援を送りたくなるのである。

 

 

#上橋菜穂子

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