蕎麦子さんの栞

読書感想文と本にまつわるあれこれ。

精霊の守り人/上橋菜穂子

*あらすじ*

 老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。(「BOOK」データベースより)

*お気に入り度*

☆☆☆☆☆

*感想*

 面白かった。恩田陸さんの解説にあるように母国語で読めるのは本当に嬉しい。言葉の壁は大きくて、翻訳者の力量で全く変わってしまうと思うから。生き生きとした登場人物、スピード感のある戦いのシーン、グイグイ読ませてくれる。作者の上橋さんのおっしゃる通り、大人も子供も楽しめる物語。感じるところはもちろん違うだろうから、人生の中で何度も読むと自分の成長もわかるかな。人生後半の自分には出会うのが少し遅かったが、それでも、トロガイくらいの歳になったらもう一回読んでみようか。

 

 

#上橋菜穂子

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